春先取りの <300枚限定プレス> ジョー・クルス&ザ・クルゼッテス 洋楽

JOE CRUZ & THE CRUZETTES ジョー・クルス&ザ・クルゼッテスCD<300枚限定プレス> 帯右上端に凹みがあります。70年代フィリピン産ラテン・レア・グルーヴの傑作LPが世界初CD化!マロのカバーや、ボサリオ~バカラック系のソフト・ロックまで、驚異のクオリティでカバー!ボン・ペネーラ と並び称される70年代フィリピン産レア・グルーヴの名コンボジョー・クルス&ザ・クルゼッテス。彼らはホテル付きのハコバンドとして著名ホテルを転々として活動したが、Vilarレーベルから2枚、Vicorレーベルから2枚の、少なくとも4枚以上のアルバムをリリースしている。いずれも名盤として世界のソフト・ロック・マニアに高く評価されている。本作は彼らのアルバム中でも最もラテン・レア・グルーヴ色の強い最高傑作。伝説的なチカーノ・ファンク・バンド、マロ のナンバーのカバー4曲を始め、ティト・プエンテやサンタナなど濃い目のラテン・ナンバーを中心としたライン・アップ。更にはセルジオ・メンデス一派であるボサリオの代表曲「The Way To San Jose」(バート・バカラック作曲)や、ダスティ・スプリングフィールドの「Son Of A Preacherman」などのソフト・ロックも巧みにカバーして、幅広い音楽性を披露。どのカバー・ナンバーも異常にクオリティが高いのは、やはりハコバンドとして鍛えられた彼らの演奏力の高さに所以。「Nena」「Pana」といったラテン・ブリーズ、そしてバカラックのカバー曲「Day By Day」は、ソフト・ロック・テイストのキラー・トラック。まさに、ディギング・カルチャーの最辺境にして、最高傑作といえるアイテム。本作ともう一枚のVillarからのアルバムはカバー曲中心の英語（一部スペイン語）盤だが、Vicorからの2枚はいずれもタガログ語によるオリジナル・ナンバー中心のアルバムとなっている。本作はマロやサンタナの曲をカバーした、彼らとしては最もラテン・ファンク色の強いアルバムだ。更にはおそらくセル・メンやボサ・リオあたりからの影響と思われるソフト・ロックのカバー曲も4曲用意されている。全12曲ともに高度な演奏力に裏打ちされた本家顔負けのカバー・バジョンに仕上がっているのが凄い。完全生産限定盤。

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