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販売価格：: ￥5525税込
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商品の詳細

半村良(1933-2002)は、1962年、短編小説『収穫』が第2回ハヤカワ・SFコンテストに入選（第3席）し、作家デビューした。日本SF作家クラブの事務局長も務めるが、1960年代は数編の短編を『SFマガジン』に発表するのみで、ほぼ沈黙していた。これには、自由な作品を書こうとする半村と、当時『SFマガジン』編集長だった福島正実との対立もあったという。福島が退職して森優が編集長となると半村に執筆が依頼され、1971年に刊行した『石の血脈』で「伝奇ロマン」や「伝奇SF小説」と呼ばれるジャンルを開拓した。この作風は、後の作家たちに大きな影響を与えた。一方で、下積み生活が長かったことを反映しての人情小説なども書いた。財閥や政治家を巨悪として設定する物語が多く、『戦国自衛隊』末尾では痛烈きわまる皇室批判も語られる。1975年、SF作家としては初めて第72回の直木賞を受賞したが、授賞対象となったのは人情小説『雨やどり』であった。1988年、人情物とSFとを融合させた作品『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞を受賞した。1995年には単行本刊行が中断していた『妖星伝』を完結させる。架空戦記の源流でもある『戦国自衛隊』は、1979年に映画化された。①妖星伝(1)～⑦妖星伝(7)揃い⑧邪神世界⑨魔女街⑩幻視街⑪黄金の侏儒宮⑫アクナル・バサックの宝【以上講談社文庫】⑬となりの宇宙人⑭獣人伝説⑮都市の仮面⑯闇の中の系図⑰闇の中の黄金⑱闇の中の哄笑⑲夢の底から来た男⑳セルーナの女神㉑回転扉㉒太陽の世界1～㉔太陽の世界3㉕平家伝説【以上角川文庫】㉖魔境殺神事件㉗巨根伝説(上)㉘巨根伝説(下)㉙どぶどろ㉚小説浅草案内【以上新潮文庫】㉛不可触領域㉜炎の陰画㉝ながめせしまに㉞男あそび㉟雨やどり㊱戦士の岬㊲おんな舞台㊳新宿馬鹿物語㊴聖母伝説【以上文春文庫】㊵産霊山秘録㊶およね平吉時穴道行㊷石の血脈㊸亜空間要塞㊹亜空間要塞の逆襲㊺戦国自衛隊㊻わがふるさとは黄泉の国（以上ハヤカワJA文庫】㊼闇の女王㊽女神伝説㊾うわさ帖【以上集英社文庫】㊿ぐい呑み【廣済堂文庫】(51)下町探偵局PART1【潮文庫】(52)黄金伝説(53)英雄伝説(54)楽園伝説【以上祥伝社・新書サイズ】ヨゴレ、マガリ、ヤブレ、カバーなしのものもあります。通読できれば可という方にお願いいたします。

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